ドーン

ドーンと来い。といってみたい(笑)

2015年01月

私は、だいたいいつも仕事が20時ごろに終わり、最寄りの駅に着くのは、毎日21時ごろになります。できるだけ早く寝たいので、夜ご飯は、家にある余りものを少し食べて寝るだけなのですが、週に1回ほど、最寄りの駅の一番好きなラーメン屋さんで一人、チャーシュー麺を食べて帰ります。

最初は、女性が一人でラーメン屋さんなんて変に思われそう、と思いましたが、チェーン店のお店で、割と店内も広く、夜になると必ず一人で食べている女性が何人かいます。

それにラーメンはそんなに時間をかけて食べるものでもないので、思ったより、気楽に食べられます。すっかりこの一人ラーメンが日課になり、今では仕事の後の一番の楽しみになっているかもしれません。

いつも応援してくださった方の奥様から喪中はがきが届きました。故人の強い遺志により家族だけで執り行いました、と添え書きがしてありました。驚きました。

まだお元気で、ご趣味を楽しまれていると思っていたので、びっくりしました。かの人は、長年銀行マンとして活躍し、定年後は多彩な芸と趣味に費やしていました。私が知り合ったのもその頃です。

市が主催するカルチャーセンターの、クラシックギター講座が出会いの場でした。一緒にギターを習っている内に親しくなって、色々なお話をさせていただきました。

奥様も銀行のOGで、定年後も銀行のギャラリーなどをお手伝いしていました。私はその銀行が主催している、ロビーコンサートに出演して奥様とも親しくなりました。

旦那様は音楽が大好きで、私の演奏会には必ず顔を出してくださいました。ある演奏会の時、「好かったですね、あなたの歌声のように晴れて、良い日和で何よりです。」とおっしゃいました。

その言葉が耳に残って離れません。とても率直で、邪念のない言葉でしたので、いつまでも心に残っています。早速、奥様宛てに手紙を書きました。

頂いたご厚情は生涯忘却しません、ということと、奥様の弥栄とご健康をお祈りしました。良い人がまた一人お亡くなりになられました。住所録を消すさみしさをまた味わっています。

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